赤ちゃんにクラシックは間違い!本当に赤ちゃんの感性を育てる音楽

For My Baby

生まれたばかりの赤ちゃん、あるいはこれから生まれてくる赤ちゃんかもしれませんが、
どんな大人になってほしいですか?

思いはいろいろあると思いますが、
やっぱり知性と教養はあるといいのではないかと思います。

大人になって社会に出てから、社会人として立派に活躍するには、
ガリ勉くんもいいけれど、
それ以上に知性や感性、ユーモアと教養があると、
全然人生が違ってくるはずです。

特にグローバルに活躍するためには頭でっかちではダメ。豊かな人間性が問われます。
そのためには、赤ちゃんの時から様々な芸術に接する機会を作ってあげたいですよね。
生まれたばかりの子供には、
できる限り脳に刺激を与えたほうが感性豊かな賢い子供に育つ、
と専門家も指摘しています。

でも、赤ちゃんの時には美術館やコンサートに連れて行く事もできないし、映画も見せてあげられません。
やはりいちばんなのは、音楽を聴かせることではないでしょうか。

赤ちゃんに音楽を聴かせてあげましょう!

音楽は、生きていくために絶対必要なものではありません。
でも、確実に心を豊かにし、ストレスも軽減させ、
生きていく知恵と勇気を与えてくれます。
でも、赤ちゃんにはどんな音楽を聴かせてあげればいいのでしょうか?

子守唄や童謡など、日本に伝わるメロディーを覚えさせるのは、
人生の基礎知識になるのでとても良いと思います。
そうしたCDもたくさん販売されていますし、
いちばんいいのはお母さんが歌ってあげること。
それは子供にとって一生の宝物になります。
また、クラシックも悪くないでしょう。
普遍の美しいメロディーは感性を育ててくれるはずです。

でも、それだけ?

クラシック音楽に接することは悪いことではないです。絶対に。
でも、音楽の世界は、クラシックだけではない。
もちろん、流行のポップスだけでも、ない。
もっともっと、深くて豊かな音楽がたくさんあるのです。
そうした多種多様な、グッドミュージックに、赤ちゃんには接してもらいたい。
画一的なではない様々な音楽を聞くことで赤ちゃんの脳は活性化し、
豊かな感性が育つ・・・というのは、教育の専門家も認めています。
そうした思いを込めて、ここに「赤ちゃんの感性を育てる音楽集」を作ってみました。

赤ちゃんの感性を育てる音楽とは・・・?

選曲のポイントは、

  • できるだけ世界にある様々な楽器やジャンルの音楽をセレクトする。
  • 暗い歌や眠くなるような曲よりも、元気になる曲をセレクトする。
  • でも、あまりにもうるさい音、刺激的な音は避ける。
  • 電気的な音よりも、ナチュラルでオーガニックな音を選ぶ。
  • お母さんお父さんが聴いていても退屈しない曲を選ぶ。

以上の点を意識しながら選曲してみました。
こちらで聴くことができます。

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では、ここでは今回選曲した曲名とアーティスト、そして主な使用楽器を紹介します。
曲名 / アーティスト / 主な使用楽器

  1. Baiãozinho / Roberto Menescal / ビブラフォン、ピアノ
  2. Bem, Bem, Maria / Gipsy Kings / フラメンコギター
  3. María Bonita / Marimba Nandayapa / マリンバ
  4. Christina (triteza) / Birgit Lystager / 子供の合唱
  5. Cabinessence / The Beach Boys / バンジョー
  6. Music / Fimber Bravo & Kadialy Kouyate / スチールパン、コラ
  7. More Today Than Yesterday / Hugo Montenegro / シンセサイザー
  8. Look For A StarAstro / Age Steel Orchstra / スチールパン
  9. Mr. Sandman / Boris Gardiner / フルート、オルガン
  10. 君の影になりたい / 上松美香 / アルパ
  11. Flute Bag / Herbie Mann & Rufus Harley / バグパイプ、フルート、ビブラフォン
  12. Travelling Man / Stanley Cowell / ムビラ、エレクトリック・ピアノ
  13. North Of Noplace / ジョン・海山・ネプチューン / 尺八
  14. El Dia Que Me Quieras / Astor Piazzolla / バンドネオン
  15. Paul’s Dance / Penguin Cafe Orchestra / ウクレレ

赤ちゃんのための音楽「For My Baby」の曲目解説

ここでは、上にアップした曲の簡単な解説をします。
1曲目はブラジルのアーティストホベルト・メネスカルによる可愛らしい曲。
ボサノバの一種ですが、ボサノバはギターを使うのが主なのに対して、
この曲ではピアノとビブラフォン(鉄琴)が使われています。

2曲目はテレビなどで聴いたことがあるかもしれません。
ジプシーの音楽です。
演奏しているのはフランスのグループですが、
フランスとスペインの音楽を合わせたオリジナルのスタイルです。
思わず踊りたくなってきますよね!

3曲目も南米の音楽です。メキシコのマリンバ(木琴)の合奏です。
どちらかというと地味な印象のある木琴も、
大勢で演奏するとこれだけ素敵な音を奏でるのですね。

4曲目は元はブラジルの曲なのですが、
歌っているのはデンマークの女性です。
なぜデンマークでブラジル音楽が?というのは不思議ですが、
子供のコーラスと一緒に歌われているこの曲はとても心が和みます。

5曲目は「サーフィンUSA」などのヒット曲で知られるビーチ・ボーイズの曲です。
バンジョーを効果的に使った、ちょっと切ない曲です。
コーラスが美しいですね。

6曲目は、「スチールパン」という楽器と、「コラ」と呼ばれる楽器の合奏です。

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「スチールパン」というのは、ドラム缶を加工して作った楽器で、主に中南米で演奏されます。こんな楽器です。
「コラ」というのは、アフリカで演奏される弦楽器で、ハープとギターを足して2で割ったような構造を持っています。独特の哀愁のある音を奏でます。

7曲目は20世紀になって作られた電気の楽器、シンセサイザーです。
シンセサイザーというと「冷たい音楽」というイメージがありますが、
もともとは「どんな音でも作り出せる魔法の楽器」として
世に生まれてきたのです。
この曲は決して冷たい感じ、しないでしょ?

8曲目は、先にも出てきたスチールパンという楽器の合奏です。
スチールパンは、主に中南米で演奏されます。
でも、この曲を演奏しているのは全員日本人です。
6曲目の1人が演奏していたスチールパンと、この曲のスチールパンの合奏、同じ楽器とは思えないぐらい音色が違いますよね。
それにしても不思議!

9曲目は、ジャンルとしては一応「レゲエ」です。
でも、多くのレゲエの曲よりもずっとおとなしくて可愛らしい曲ですよね。
赤ちゃんも喜ぶのではないでしょうか。
フルートが活躍しています。

10曲目は、これも日本人による中南米の楽器の演奏です。
楽器の名前は「アルパ」といいます。
ハープの一種で、これも中南米で演奏されることが多いです。
この曲もメキシコやペルーではスタンダードとして知られる曲です。

11曲目は、世にも珍しい、バグパイプによるジャズの演奏です。
バグパイプはスコットランドの民族楽器として有名ですが、その形状から細かい旋律を演奏するのは不得意な楽器なのです。
でも、この曲では早いリズムに合わせてめまぐるしくメロディーが躍動しています。

12曲目で演奏している楽器は「ムビラ」といいます。

ムビラ

別名「親指ピアノ」などとも呼ばれています。
形は、中が空洞になった木の上に、
細長い鉄片を何本も並べた構造になっています。
こんな形です。
このムビラも、不思議な音をしていますよね。
赤ちゃんの時にこうした音楽を聞くのは、絶対に情緒を育てるでしょう。

13曲目で演奏されている楽器は何だと思いますか?
実はこれ、尺八なんです。
演奏しているジョン・海山・ネプチューンさんは外国人ですが尺八の名手。師範です。
でも、尺八=日本の民族音楽という殻を破って、
様々な音楽と尺八の音色を融合させているのがすごいですよね。
日本の楽器も捨てたもんじゃないでしょ?

14曲目は、アルゼンチン・タンゴです。
演奏されている楽器は「バンドネオン」といいます。
アコーディオンの親戚のような楽器ですが、
アコーディオンよりははるかに演奏が難しく、
また複雑な音を奏でることが出来る楽器です。
アルゼンチン・タンゴはどの曲も情熱的ですが
どこかちょっと陰があるんですよね。
大人の音楽だという気がします。
こうした音楽に赤ちゃんの頃から親しむのは、
感性を育てるのにはとても役立つと思います。

最後の曲、15曲目はとても短い曲です。
楽器はウクレレです。
ウクレレは日本でもポピュラーな楽器ですが、
ギターと比べると軽やかで
ウキウキとした気持ちになる楽器ですよね。

あとがき

いかがでしょうか?15曲、様々な楽器による音楽をそろえてみました。
もちろん音楽への感性は人それぞれ。赤ちゃんだってそうです。
生まれながらにしてちゃんと聴く耳と感じる心を持っています。
だから、この音楽を気に入ってくれるかどうかは、正直わかりません。

でも、この世の中にはクラシックとポップス以外にもたくさん豊かな音楽があるということを分かってもらいたかったのです。
そして、耳に心地よい音楽を選んだつもりです。

これをきっかけにして、
赤ちゃんが豊穣な音楽の世界を切り開いていく人間に成長してくれれば、
とても嬉しいです。

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