人類史上最も幼い歳で赤ちゃんを産んだ少女の話
日本では赤ちゃんを生むことが2極化しているように思います。
日本では少子高齢化社会に突入していて、女性が40代でも子供を産めるのか?というような問題に直面していますが、2極化しているような気がしますね。
40代で子供を頑張って産む女性と、反対に10代でママになる女性も多いように思います。
でも、これまでの歴史上、最も幼くして赤ちゃんを産んだ女性って、何歳ぐらいで産んだんだろう?
ちょっと興味が出てきて、調べてみたんです。
そうしたら、驚くべき結果が・・・
ご存知ですか?
史上最も幼くして母親になった少女とは・・・
その少女の名前は、Lina Medina(リナ・メディナ)といいます。
生まれたのは1933年。今でもまだ生きている方です。80歳になるんですね。
南米はペルーの出身です。
ある日彼女はお腹が大きくなってきたので、病院に行って診察を受けました。
最初は腫瘍が出来たのでは?と思われていたのですが・・・
お医者さんは診察して、こう告げました。
「彼女は妊娠しています。妊娠7ヶ月です。」
この時の彼女の年齢、なんと5歳。
妊娠7ヶ月ともなると、中絶は不可能です。
彼女は、赤ちゃんを産むことにしました。
ですが、まだ5歳の女の子が通常の分娩をできるはずがありません。
帝王切開によって、1939年5月14日に男児を出産したのです。
この時点で、リナ・メディナの年齢は5歳7か月21日。
嘘だと思うでしょう?
証拠の写真が残されています。
妊娠してお腹が大きくなっている写真と、出産後の写真です。
正直、この話を調べていて、驚きの連続でした。
いくら早熟な女の子だとしても、5歳で赤ちゃんを産める体が出来上がるとは、とうてい思えないのです。
でも、これは間違いない事実です。
彼女は、この赤ちゃんの父親について、一切口を開かなかったそうです。
ですが、周囲の人間やマスコミは父親探しに奔走します。
その結果、リナ・メディナの父親が一時逮捕されますが、容疑はシロ。釈放されています。
今は女性の第二次性徴期が早まっていて、10歳以下でも月経がある女の子も少なく無いですが、5歳というのは、聞いたことがありません。
その後、リナ・メディナは、父親がわからないまま、家族のサポートを受けながら一人で赤ちゃんを育てます。
赤ちゃんは元気に成長しましたが、かなり大きくなるまで、リナのことは姉だと思っていたそうです。
その男の子ヘラルドは、骨髄の病気で40歳にして亡くなってしまうのですが、
これは母親の早産との関係は明らかになっていません。
そして、冒頭にも書いたように、リナ・メディナは80歳になった今もペルーで暮らしているそうです。